こんにちは、トラストホームです
あんなに暑かった夏も終わり、季節はすっかり秋ですね。
急に寒くなって体調を崩される方も多いはず、体調管理には気を付けたいですね
本日は冬に向けて寒さを乗り切るために、冷え性の改善法についてお伝えします。
「冷え」は血液の流れを悪くし、身体にさまざまな不調を引き起こしてしまいます。
血の巡りが悪くなると、血液による老廃物の排出機能が低下するため、有害な物質が体内に溜まっていき、さまざまな不調を起こしてしまうのです。
冷え性が悪化する前に早めに改善していきましょう。
「冷え性」と「冷え症」、冷えるという意味ではどちらも同じです。
ただ冷えに対する解釈が違います。「冷え性」とは、検査で明らかな異常がみられないにもかかわらず、手足が冷える、ゾクゾクと寒いなどの冷えの症状が認められる場合で明らかな原因のない冷えを、西洋医学では“冷え性”の体質として扱われます。 それに対して「冷え症」とは、東洋医学的な考えとして治療が必要な場合に使われます。
冷え性の自覚症状を男女別に比較すると圧倒的に女性の割合が多いです。
その理由は以下の通りです。もちろん男性にも当てはまる箇所はありますのでチェックしてみてください。
その1 筋肉量が少ない
筋肉は熱を作り出す重要な臓器です。筋肉が伸縮することでポンプのように血液を送り出すので、体のすみずみまで血液を循環させて体を温めます。
女性はもともと男性に比べて筋肉量が少ないため、作り出される熱量が少ない上に、ポンプの力が弱いため、体が冷えやすいということになります。
その2 生活習慣の乱れ(自律神経の乱れ)
ストレスや不規則な生活などにより、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなることがあります。
睡眠不足や食事を抜くなどは避け、規則正しい生活を心がけることが大事です。
その3 冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎ
特にお腹が冷える方は、内臓が冷えるタイプの冷え性です。
このタイプの方は冷たい飲み物や食べ物、アイスなどを摂りすぎていることが原因の場合が多いです。
その4 女性ホルモンの乱れ
女性は男性にはない月経、出産、閉経といったライフステージでの変化があり、ホルモンのバランスが乱れやすい傾向にあります。女性の心身を制御する女性ホルモンの分泌が乱れると、血行の悪化などを促進することがあります。
「くび」とは「首」「手首」「足首」、そして「くびれ(お腹)」の4つのことです。
この4つを温めることで冷え性が改善するかもしれません。
なぜ「くび」を温めることで冷え性が改善するかというと、血流の多い血管(動脈)が皮膚の近くを走っているからなんです。血流が多い部分を温めることで効率よく全身の血液を温めることができ、指先やつま先などの冷えやすい末端も、温かい血液の流れによって温まってきます。また腸や子宮などがつまったお腹を含む腰回りを温めることでも、全身に温かい血液が流れます。
冷え性の改善策として食事の見直しがあります。
食事をすると、栄養素の一部は体熱となって消費します。食後に体温が上がるのはこのためです。
食事で摂ったエネルギーの約8割は熱となります。これを「食事誘発性熱産生」といいます。よく噛んで食事することで、食事誘発性熱産生は高くなりますので、一口30回以上を目安に、よく噛んで食べましょう。特に、胃腸の弱い冷え性さんには、よく噛むことがおすすめです。
身体を温める食べ物は冬が旬の食べ物に多いです。また夏が旬の食べ物は身体を冷やす食べ物が多いです。季節に合わせて旬の食べ物を食べるようにするといいですね。
体を温める食べ物(冬が旬、寒冷地で育つ、地中で育つ、暖色系、水分が少ない、発酵食品)
・にんじん
・かぼちゃ
・タマネギ
・レンコン
・ゴボウ
・ジャガイモ
・玄米
・赤身の肉・魚(鮭など)
・納豆
・キムチ
など
体を冷やす食べ物(夏が旬、南国育ち、地上で育つ、寒色系、水分が多い)
・キュウリ
・キャベツ
・大根
・ナス
・ほうれん草
・白菜
・ゴーヤ
・梨
・スイカ
・メロン
・パイナップル
・アサリ
など
冬でもお風呂をシャワーで済ませていませんか?
冷え性の対策には身体を芯まで温めることが大切です。入浴は、冷えた身体を温め、血行を
促し代謝を高めてくれる効果があります。
38~40℃くらいのぬるめのお湯に15~20分、全身ゆったりとつかるのが理想です。
温めるのだから熱めのお湯がいいのでは?と思われるかもしれませんが41℃以上の熱いお湯は急激に体温を上げてしまい、それによって体は懸命に体温を下げようとしてしまいます。結果として体の温まりは長く続かないそうです。
体を動かすことで自律神経を整え、筋肉量をふやします。自律神経を整えることは体のバランスも整え健康的な生活を送ることができます。
冷え性に効くツボを押してマッサージしたり、ヨガ・ストレッチを取り入れたりするのも効果的です。
「冷えは万病のもと」と言われるように冷え性を放っておくと、さまざまな身体の不調につながると考えられています。
若い時は気にならなかったことが、年齢を重ねるにつれて大きな不調へと変化したりしていないでしょうか。
冷え性を改善するために、今から出来ることをコツコツと行っていきましょう。
何事も継続することが大切です。
しかし冷えの原因には隠れた病気があることもありますので、生活見直しを行ってもひどい冷えの症状に改善が見られない場合は病院の受診も必要かもしれません。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
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