皆さんこんにちは、トラストホームです。
まだまだ暑い日は続きますが、元気にお過ごしでしょうか?
今年の夏は、暑くなるタイミングが早く、ここ数年の中でも特に暑かったと思います。
毎日、記事を投稿している関係で、気温の確認などは抜かりなくやっていましたので、
5月中旬頃、メモに「北海道が夏日」と書いたことをはっきり覚えています。
私の予想では、今年は残暑が長引くのではと考えています。
そのため体への悪影響が心配です。
今回は、秋の上旬にある健康祈願の行事「重陽の節句」
について考えていきたいと思います。
要約
① 重陽の節句は、演技の良い「陽数」である奇数の最大値「9」が重なった
9月9日に行う行事で、別名「菊の節句」とも呼びます。
9月9日に菊の香り、菊酒を楽しみながら、邪気払い、無病息災、長寿を願う行事があり、
これを観菊の宴と言います。
江戸時代には五節句の一つとして親しまれる行事になりました。
②重陽の節句に行われる行事は、
「菊の着せ綿」「菊湯、菊枕」「菊合わせ」の3つです。
左から順に「無病息災を祈る」「リラックス効果や邪気払いの効果が期待」
「菊の花を観賞する楽しみ」の願いや目的があります。
③ 日本人は、日本の伝統行事に、もっと参加した方が良いと個人的に感じます。
近年ハロウィンなど海外の文化を取り入れ楽しむことも大切だとは思いますが、
日本にも家族と過ごすため、健康を祈願するための、素晴らしい行事が多くあります。
「重陽の節句」は平安時代初期に唐(当時の中国)から伝わりました。
唐では、奇数を縁起が良い数「陽数」偶数を縁起の悪い数「陰数」として考え、
陽数の中で最も大きい数字である「9」を最高の陽数としました。
その「9」が重なる9月9日を陽数が重なる日として「重陽」と呼び、
節句の一つとするようになりました。
また、当時の9月9日は現在の10月中旬頃にあたり、
この時期は菊が最も美しく咲く季節となります。
重陽の節句は別名「菊の節句」とも呼ばれ、菊の香りを移した菊酒を飲んで
邪気払い、無病息災、長寿を願います。
この、菊酒を飲んだり、食事(宴)をすることを観菊の宴と言います。
時代が進むにつれて、江戸時代には五節句の一つとして
親しまれる行事になっていきました。
重陽の節句に行われる主な行事は以下3つです。
・菊の着せ綿
観菊の宴前日に、菊の花に真綿を被せることで、宴が始まる朝には、
菊の香りとツユが真綿に染み込み、それで顔や体を吹いて無病息災を祈ります。
・菊湯、菊枕
菊を湯船に浮かべた「菊湯」に入り、
乾燥した菊の花びらを詰めた「菊枕」でお昼寝したりします。
菊の香りによって、リラックス効果もあり、邪気払いの効果があると信じられています。
・菊合わせ
菊合わせは、各地で大切に育てた菊の美しさを競う催しです。
当日は美しい菊がたくさん集まりますので、
観賞の目的で足を運ぶのも良いのではないでしょうか?
日本人は、日本の伝統行事に、もっと参加した方が良いと個人的に感じます。
近年、秋の行事と言えば、ハロウィンが有名だと思います。
現在、ハロウィンは仮装を見せ合う行事になりつつありますが、
ハロウィンは本来、豊穣祈願のイベントです。
しかし、本来の意味を知らない過激な参加者は周囲の人に迷惑をかけたりすることもあるようです。
海外の文化を取り入れて楽しむのも、とても大切ですが、日本にも家族と過ごすため、
健康などを祈願するための、すばらしい行事がたくさんあります。
この記事をきっかけに節句について興味を持っていただき、
日本の行事に触れたいと思う方が増えれば幸いです。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
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これからもリフォームや金沢の地元情報を発信していきますので
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