皆さんこんにちは、トラストホームです。
昨日は、豪雨の原因や対策などについて考えていき、
後半で「自然災害を根本からとめるのは不可能」と述べました。
しかし、私は土砂災害なら防げる可能性があることを思い出しました。
「自然には自然を」ということで、自然に対抗できるのは、やはり自然になります。
豪雨によってもたらされる代表的な災害は「土砂災害」で、
この土砂災害に対抗できるのは「森林」です。
さまざまなゲームでも「水<草」というように、
水害は、植物の力で抑えてしまいましょう。
今回は、水害に強くなれる森林のありがたさについて考えていきたいと思います。
要約
① 森林は洪水や土砂災害、地球温暖化を防ぎ、
またレクリエーションの場としても活用できます。
森林は私たちの安全や健康を守っています。
② 森林が材料になるとき、その他の資源と比べて材料を作るときのエネルギーと
比較すると、数十分の1以上小さいです。
森林は二酸化炭素を大量に吸収し、酸素を地球上に供給し、
国内の自家用車の排出する二酸化炭素の約70%であると言われています。
日本の鳥類、昆虫類の多くが、森林を生息、生育の場としています。
森林を破壊することは、山から人の住む街に住むところを失った動物が現れるようになり、
獣害の原因とも言われています。
③ 森林を守ることは、私たち人間を含め、さまざまな動植物を守る根元と言えますので、
皆さんにも資源を大切にしていただけたら幸いです。
■洪水を防止する役割
森林自体が、雨水をたくわえることで、川へゆっくりと流れ、
渇水や洪水を防ぎます。
■土砂災害を防止する役割
森林の根が土壌の骨組みの役割を持ちますので、崩れにくくします。
また、落ち葉や下草が表土への浸水を防ぎますので、土砂が崩れにくくなります。
■地球温暖化を防止する役割
地球温暖化の防止には、温室効果ガス、二酸化炭素の大気中の濃度を
増加させないことが重要です。
※二酸化炭素は温暖化への影響が大きいと考えられています。原因となる二酸化炭素を吸収するとともに、
酸素を発生させながら、成長していきます。
■レクリエーションの場としての活用
森林浴などをすることで、私たちの気分はリフレッシュされます。
最近では、森林の持つ効果も注目され、心身の健康増進に役立てる
「森林セラピー」の研究も進んでいるようです。
■資源としての役割
木材は材料を生産する時に必要なエネルギーが少ないことも特徴の一つです。
同じ材料を作る時、必要なエネルギーを比較すると
・アルミニウムの140分の1
・プラスチックの40分の1
・鉄の14分の1
となっています。
また、近年バイオマスなどの新エネルギーの資源としての面を持ちますので、
エネルギー生産、エネルギーの温存として、森林は注目されています。
■地球環境保全の役割
日本の森林が光合成によって吸収する二酸化炭素は年間約1億トンと言われ、
これは日本の二酸化炭素排出量の約8%、国内の自家用車の排出する二酸化炭素の約70%であると言われます。
■生物多様性保全の役割
日本の森林は約200種類の鳥類、2万種類の昆虫類などの野生動植物の
生息、生育の場となっています。
森林の保全は、生態系の保全などの根元とも言えます。
また、森林破壊が進むと災害はもちろん獣害の被害も拡大します。
実際に、森林破壊により餌を獲得しにくくなった
熊、猪や猿が人間の生活環境に現れるケースが増えてきています。
ここまで、今回の記事を読まれて森林のありがたみについて、
ご理解いただけたのではないでしょうか?
今ウッドショックなど森林資源が枯渇していることが、世界的にも
注目されている状況です。
これを期に皆さんにも資源(特に木材)を大切にし、
地球環境はもちろん自分を含めた人類を守っていただけたら幸いです。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
トラストホーム株式会社は、
これからもリフォームや金沢の地元情報を発信していきますので
よろしくお願いいたします。
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