こんにちは、トラストホームです。
今、日本は超高齢社会と言われており、およそ3人に1人が65歳以上です。
そして65歳以上になると3人に1人が、1年に1回以上転倒するというデータがあり、
高齢者の転倒による怪我に注意しなければなりません。
また転倒する原因のおよそ17%は「歩行やバランス障害、筋力低下」といった身体虚弱
といわれています。
この身体虚弱が転倒した時、足の付け根の骨折(大腿骨頚部骨折)や
外傷性脳出血などの原因になるので身体虚弱にならないよう対策が必要です。
またバリアフリーのリフォームで住まいを住みやすく
改良するなども対策の一つとしてあげられます。
しかし、道具に頼ること(リフォームなど)に関しては限界がありますので
個人の努力として、おすすめは握力を鍛えることです。
「握力?歩行と関係ない」と思われるかもしれませんが、
「転倒」と「握力」は大きく関係しています。
今回の記事は、そのことについてご紹介していきたいと思います。
転倒させないために「転ばないでね」と注意すると、
マイナスのイメージが強くなりすぎます。
その結果、注意された本人は注意すべき物(障害物など)に気付くことができず、
逆に転倒のリスクが増えるようです。
こういった背景からも、本人の身体能力を強化して、
そもそも転びにくい身体にすることが重要です。
そして、転倒とは関係のなさそうな握力ですが、
握力の強さと全身の筋力は比例しているという研究結果があるようです。
すなわち、握力が弱まっている方は全身の筋力も弱くなっているということで、
転倒のリスクが高いということになります。
転倒の防止には、単純に筋力だけではなく、
障害物に対する判断能力、すなわち脳が重要になります。
そして、握力と判断能力も関係性があり、
握力が弱い方は認知症になりやすい傾向にあるようです。
実際に日本人とアメリカ人を比較すると、65歳以上で認知症になる割合は
日本人はアメリカ人より多く、握力に関してもアメリカ人の方が優れています。
人種:65歳以上で認知症になる割合:65~70歳の握力平均
日本人 :16.7%:39kg
アメリカ人:8.6%:46kg
すなわち、握力が弱まると、筋力のみならず判断力(脳力)も弱まってしまいます。
筋力を衰えさせないように、鍛えていきましょう。
握力の重要性と鍛える必要性が分かったと思いますが、
何を使って鍛えるか迷いますよね?
器具などを揃えるとお金もかかるし、手間だと思いますので、
私は新聞紙を使う事をおすすめしたいです。
新聞紙の見開き1枚を平らなところに広げて、その中心に片手を置いて、
軽く握りつぶします。
その後、空中で小さく丸めていき手の中におさめましょう。
落としたら、最初からやり直しです。
ゲーム感覚で楽しめますし、落とさないように考えることで空間把握脳力、
指先で形を感じ取ることによる触覚など、さまざまな感覚を鍛えることができます。
この握力トレーニングのおもしろいのが、
トレーニング中は脳を集中して使っているので、腕の疲労に気付きにくいです。
しかし、トレーニングが終わった後に、
前腕がパンパンに張っていることが分かると思います。
この新聞紙を使った筋力トレーニングを行い、
握力(脳、筋力)をしっかり鍛えて健康に生活しましょう。
① 転倒しないための注意は、その本人の注意力が散漫になり、
より転倒のリスクが増加します。
このことから重要なのは転びにくい身体にするため、
身体能力を強化することです。
また握力の強さは全身の筋力と比例しているようなので、
握力の低下は転倒のリスクが高いと言えます。
② 握力は筋力だけではなく判断能力にも関係し、
握力が弱いと認知症にもなりやすい傾向があります。
65歳以上を対象にすると認知症になる割合は
握力の弱い日本人の方が握力の強いアメリカ人の2倍ほどになるようです。
③ 握力を鍛える時「新聞紙を丸めて潰す」ことがおすすめです。
新聞紙をまるめるだけですが、さまざまな感覚を養うことができ、
トレーニング中は大きな疲労感がないこともポイントです。
しかし、トレーニング後、確かに前腕がパンパンに張り、
きっと強化されていることに期待できるでしょう。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
トラストホーム株式会社は、
これからもリフォームや金沢の地元情報を発信していきますので
よろしくお願いいたします。
どんな会社なの?金沢についてどんなことが書いてあるんだろうと
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