皆さんこんにちは、トラストホームです。
今週は、
・漬物(乳酸菌)
・乳酸菌飲料(胃腸を守る)
・熱中症
・脱水症状
など、夏に対抗するための記事を書かせていただきました。
私が今週、最後に訴え(まとめ)たいのは、
やはり設備などに頼りきらず、人本来が持つ能力である「暑熱順化」を活かすことです。
「暑熱順化」を活かすことで、夏も屋外屋内どちらでも活動的になり、
公私が充実するのではないでしょうか?
【暑熱順化とは!?】
体が暑さに慣れていくことです。
暑い日が続くと、体は日々の暑さに慣れて、耐性がついていきます。
原理は、汗をかくこと(発汗)による気化熱や、心拍数上昇や皮膚血管拡張によって、
体表面から熱を逃がすことで、体温の調節をしています。
※心拍数の増加によって皮膚の血流量が増加するので、体熱放散を強化し、
体温の低下と恒常性を保つことができます。
今回の記事について要約
① 暑熱順化は環境や生活で弱まる
過度なエアコンの使用や水分摂取の我慢は、
体自身のもつ体温調整機能を妨げるので注意しましょう。
② 暑熱順化を強化するには、環境や生活の改善から
・エアコンの使用を少しだけ我慢する
・水分とミネラルをバランスよく摂取する
・肥満体型の改善を行う
ランニングや軽負荷の筋力トレーニングは毛細血管の量も増やせるのでおすすめです。
エアコンなどの設備を過度に使用することは「暑熱順化」を弱める要因です。
元々、人には体温を下げる機能が備わっていますが、エアコンなどを使用しすぎると、
「体の機能を使わなくとも体温を調整できる」と勘違いするようになります。
体が勘違いした状態は自律神経のバランスが崩れている状態で、
熱中症などのリスクが増加すると言われています。
そのため日頃から「ほんの少し暑い」と思えるくらいが丁度良いとされます。
「暑熱順化」を弱める要因の一つとして発汗機能の低下があげられます。
そして、人は日常的に汗をかかなくなると、発汗機能が低下します。
理由は、生物は基本的にいらない機能は排除して、
エネルギーをできるだけ節約するようにできているからです。
例えば、筋骨隆々の方も筋力トレーニングをやめると、
次第に細くなり筋肉を失っていきます。
これは、筋肉量が多いほどエネルギーの消費が激しくなるため、
筋肉を減らすことでエネルギーを節約しているようです。
この現象と同じく、体の機能も体が「不要」と判断した場合、
その機能は弱くなっていきます。
すなわち、体温を自力で下げるのが難しくなり、
熱中症などが起こりやすくなります。
また水分を摂らないことは脱水症になりやすくなるだけでなく、
発汗機能も低下しますので熱中症が起こりやすくなります。
「暑熱順化」の強化には発刊が重要なポイントになるので、
各項目で確認してみましょう。
・暑熱順化を活かす意識で生活する
エアコンに頼りすぎると、暑さに慣れることができません。
しばらく辛いかもしれませんが、エアコンの使用を抑える生活に
徐々に慣れてくるはずです。
・水分とミネラルをバランス良く摂る
水分とミネラルをバランス良く摂ることで発汗機能を維持することができます。
水分とミネラルの補給は、熱中症対策になるだけでなく、
発汗機能を低下させないためにも重要です。
Point💡
汗の材料は、水分とミネラルです。
・痩せる
体が大きい人の方が、暑さに弱いのは間違いないです。
【根拠となる知識】
皆さん「ベルクマンの法則」をご存知ですか?
簡単に説明すると、寒い地域ほど体が巨大化するというものです。
例えば、北極圏生息のシロクマ(体長300cm)と熱帯生息のマレーグマ(体長140cm)を
イメージすると分かりやすいです。
体が大きくなるほど、寒さに強い、
すなわち体の熱を逃がしにくいという事です。
熱生産量(体温上昇)は体重に比例し、放熱量(体温低下)は体表面積に比例します。
上の図で分かるように、巨大化すると体表面積の増加以上に体重の増加が大きいので、
放熱より熱生産が上回ることになります。
このことから一般的に肥満体型の方は、暑さに弱いとされています。
【訓練】
「暑熱順化」は訓練しだいで強化することができますが
「無理をしない」ことが前提です。
【何をしたらいいの?】
私はランニングをおすすめします。
理由は
心肺機能の強化(心拍数上昇の強化)
毛細血管の量を増加(皮膚血管の面積強化)
発汗機能を維持や向上させる(気化熱の維持、向上)
ダイエット効果(ベルクマンの法則に関係)
を得ることができるからです。
加えて、低負荷の筋力トレーニングを行うとさらに効果的です。
低負荷の筋力トレーニングは、筋肉量を大きく増やさず、
放熱に影響のある毛細血管の面積が拡大されます。
※低負荷の筋力トレーニングの本来の目的は、
毛細血管の 面積を拡大することで、筋持久力を向上させることです。
すなわち、低負荷の筋力トレーニングによって毛細血管の面積が拡大されますので、
体温低下能力が強化されます。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
トラストホーム株式会社は、
これからもリフォームや金沢の地元情報を発信していきますので
よろしくお願いいたします。
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