皆さんこんにちは、トラストホームです。
寒い冬にストーブなどを使って、暖を取っていたと思いますが、
もうその必要はなくなってきましたね🌞
暖かくなってきたので、ストーブなどを
片づけられた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
冬は空気が乾燥することと、ストーブなどの使用から、火災が多い印象だと思いますが、
ストーブを片づけた今はもう安心、、、ではありません。
実は、火災が最も多い季節は春です。
一年を通した統計によると3月~5月の火災が多く、
この月は1カ月間で平均約4,300件(※)も火災が発生しています。
約10分に一度火災がある計算です。
※日本国内で、過去10年間の月別火災件数における3月~5月のデータ
今回の記事は、この季節に潜む危険「火災」について考えていこうと思います。
今回の記事で得られる情報
・春に火災が多い理由と原因について
・対策について
・発生した時の対応について
・乾燥と強風
春は風が最も強い季節でもありますので、
一度、出火すると炎が燃え広がりやすいです。
※炎が広がる事を延焼という
春と夏を比較すると春は夏の3倍の速さで延焼すると分かっています。
春に火災が多い理由として、
春は移動性高気圧によって空気や木材などが乾燥しやすい傾向があります。
加えて、強風により延焼しやすいことが原因としてあげられます。
・出火の原因となることが多い
1位 タバコ
火気の不始末、寝タバコが火災の原因になります。
2位 たき火
春になるとバーベキューやキャンプを楽しむ方が増加します。
その時の火が強風に煽られて燃え移ったり、火気の不始末で火災の原因になります。
3位 コンロ
火気の不始末で火災の原因になります。
油は360℃を超えると火種がなくても発火することもあり、それが火災の原因になります。
その時、絶対に水をかけてはいけません。対処法は後述します!!!
火気の不始末や不注意による過失によって発生する火事を「失火」と言いますが、
火災の約7割は失火が原因と消防庁が発表しています。
つまり、大体の火災は、管理を怠らなければ防ぐことができますので、
これから、外で火気を扱う方は注意しましょう。
火災が起きた場合は、速やかに行動することが重要です。
・速やかに通報する
・速やかに周囲の人へ知らせる
・速やかに消す
・速やかに避難する
初期消火が可能な範囲であるなら、濡らした毛布・座布団などを使って消火しましょう。
消火の方法は、発火している部分で炎を潰すようにします。
※初期消火とは、天井まで延焼が進んでいない時に消火することを言います。
天井にまで火が延焼した場合、消火は困難なので速やかに避難しましょう。
【油を使った料理で火災が起きた時の対処法】
絶対、火に直接水をかけてはいけません!!!
少量の水でも爆発的に燃え広がります!!!
※画像はさいたま市HPから引用
対処方法
① 炎に気を付けながら、コンロなどを止める
② 濡れたタオルを水が滴らなくなるくらい絞りましょう(たくさん準備する)
③ 炎に気を付けながら、準備したタオルで火元を上から覆いましょう。
(一個で覆う必要はない)
➃ ③をくり返し、火元した物を完全に覆いましょう。
⑤ さらに、準備したタオルをかけて窒息消火させます。
※菜箸などでタオルを取り扱うと、火傷のリスクが下がります。
油火災の爆発メカニズム
油火災が起きた時、油の温度は約360度になっており、
水をかけると、その水は油の中(鍋底など)で一瞬で蒸発します。
蒸発した時、水の体積は、その一瞬で約1600倍となるので、
燃えている油を広範囲に押し出します。
ポイント
・油は約360℃で発火することがある
・水は油より比重が重いので、同じ場所に入れた時「水が下、油が上になる」
・水は100℃で水蒸気になる(体積が約1600倍に膨張する)
補足
もし火傷したら!?
① 速やかにアイシングします(20分前後)
② 痛みが引いたら、患部にワセリンを塗って、ラップを貼りましょう
(ラップの大きさは、患部より少し大きめで良い)
③ ラップを覆うくらいの面積のガーゼを上に乗せて、包帯を巻きましょう。
➃ 火傷の深度などを自己判断せずに、病院に行きましょう。
アイシングの温度は水道水くらいで十分です。
この方法は、火傷の程度にもよりますが、傷跡も残りにくいのでおすすめです。
また、この方法は火傷以外にも応用可能で、災害が起きた時にも役立つでしょう。
① 火災が多い季節は春で、
約10分に一度火災があるようです。
乾燥した空気と春特有の強風により、夏と比べて春は3倍の速さで延焼します。
② 火災の原因は多くが火元であり、
火気の管理を怠らなければ、大体を防ぐことができます。
③ 火災が発生した時は「通報する」「周囲の人に知らせる」「消火する」「避難する」
を速やかに行動しましょう。
ただし、天井にまで火が延焼している場合は、速やかに避難しなければなりません。
油が発火した時、火に直接水をかけると、少量の水でも爆発しますので、
濡らして絞ったタオルを使い、何重にして火元を覆う事で消火することができます。
そして何より、まずは火災にならないように
料理中は火元から離れない
タバコなど火の不始末が無いようにする
火気の取り扱いには充分注意する
など、発生を防ぐことが重要です。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
トラストホーム株式会社は、
これからもリフォームや金沢の地元情報を発信していきますので
よろしくお願いいたします。
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