2011年3月11日14時26分、東北地方太平洋沖地震が発生しました。
最大震度は宮城県粟原市で震度7(観測史上3回目)
1回目:1995年に発生した兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)
2回目:2004年に発生した新潟県中越地震
地震規模を表すマグニチュードは9.0(日本の観測史上最大規模)
阪神淡路大震災のマグニチュードは7.3
新潟県中越地震のマグニチュードは6.8
震度とマグニチュードの違いとは?
私たちが生活する場所での揺れ具合が「震度」
地震そのものの大きさが「マグニチュード」
例えば、固定した水槽にたっぷり水を入れて、
水面を揺らすため、水槽を横から手で叩きます。
水面を揺すことで、できた波の高さが震度
水槽を横から叩いた時の衝撃がマグニチュード
と考えると分かりやすいです。
同じ力で水槽を叩く時、水面近くになるほど、波は高くなります。
これは、「同じマグニチュードで震源地が浅いほど震度は大きくなる。」
ということになります。
水槽の同じ場所を叩く時、より力強く叩くほど波は高くなります。
これは、「震源地が同じ場所でもマグニチュードが大きいほど震度は大きくなる。」
ということになります。
ちなみに、マグニチュードは、2.0上がるとエネルギーは1000倍大きくなります。
従って、
東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)のエネルギーは
兵庫県南部地震(マグニチュード7.3)のおよそ350倍、
新潟県中越地震(マグニチュード6.8)のおよそ2000倍
と言われています。
(※細かい計算は省く)
石川県でも2007年3月25日に大きな地震が発生しました。
石川県七尾市、穴水町、輪島市で震度6強を観測した能登半島地震です。
北陸三県は、東北地方太平洋沖地震で大きな被害はありませんでしたが、
能登半島地震のような大型地震も起こり得るので油断はできません。
上で紹介した地震の被害状況については、実際に被害を受け、心身が傷ついた方も
ご閲覧する可能性を考慮して省略します。
それだけの、大きな人的・物的被害があったのです。
そして、地震のエネルギーは強力かつ無力化することは不可能なので、
しっかり対策する必要があります。
今回の記事で私が重要だと考える地震対策について述べたいと思います。
今回の記事で私が伝えたいこと
・3つの「シン」について
・強い心について
・親切心について
・耐震について
災害が起きた時、パニックになると自分の助かる確率が下がるだけでなく、
他者に危険が及ぶ可能性もあります。
そのため、冷静な判断をすることは自他を守るために、
とても重要なことです。
冷静な判断をするために必要なことは、
一つ目の「シン」である強い心だと思います。
ちなみに、パニックと冷静さは真逆の性質を持ちますが、
パニックが起こる条件は以下の4つを満たした時と言われております。
① 集団が「危険な状態または危険なことが起こり得る」と認識している
② 危険を回避できる可能性がある
③ ②に大きなリスクがある
➃ 人々の会話が成り立たなくなる
不思議な現象ですが、もし広い空間に閉じ込められた場合、
閉じ込められた人は、諦めて救助を待つようです。
しかし、唯一の出口が見つかると、人々は自分だけ助かろうとパニックを起こし、
その出口に殺到するので、怪我をしたり、最悪命を落とすこともあるようです。
そのため、大切なことは非常時だからこそ、
周りを思いやる強い心なのではないでしょうか?
非常時にこそ「助けたい」この気持ちが自分の心にも余裕ができ、
自分を守ることになるのではないでしょうか?
強い心を持つために、他者を思いやる心を述べました。
自分の心の余裕を保つためにも重要ですが、実際に他者を救うことになります。
2つ目の「シン」は親切な行いです。
東日本大震災時のCMで流れた「思いは見えないが、思いやりは見える。」
優しさは伝播しますので、これがきっかけで一つの集団にまとまりができ、
起こり得るトラブルなどを適材適所で解決することだって可能となります。
「情けは人の為ならず」
自分の親切な行いが、集団にまとまりを生み、
結果、自分も助かる可能性が増えるといっても過言ではないでしょう。
しかし、親切な行いをするには、ある程度自身にも余裕が必要です。
そのため、災害における不安要素を解決しておく必要があります。
もし今お住まいの地域でお家が大型地震が発生した場合、
お家が倒壊する不安をお持ちではないでしょうか?
3つ目の「シン」は耐震です。
耐震性を失った家屋は倒壊のリスクがあるだけでなく、
至る所が破損しますので、住人の心を不安にします。
強固なお家に住むご家族と倒壊の恐れのあるお家に住むご家族、
どちらがパニックになりやすいかと考えると、もちろん後者でしょう。
「冷静な判断をするために」で紹介した
『集団が「危険な状態または危険なことが起こり得る」と認識している』に該当します。
逆に、該当しない場合、他の事で該当する可能性もあることから断定はできませんが、
パニックになるリスクは大きく減らせるのではないでしょうか?
不安を少しでも解決するため、お家の周りを一周して確認してみましょう。
もし、不安な箇所がありましたら、業者に相談することをおすすめしたいと思います。
① 地震のエネルギーは強力かつ無力化するのは不可能です。
そのために、対策として3つの「シン」が重要になります。
それぞれ、強い心、親切な行い、耐震です。
② パニックが起こる条件に「危険を回避できる可能性がある」があります。
この状況になると、人々は「自分だけ助かりたい」とパニックを起こし、
最悪自他が命を落とす可能性があります。
これを、防ぐために「助かりたい」よりも「助けたい」という気持ちを持つことで、
自分の心にも余裕ができるはずです。
余裕のある強い心は、自分を守ることにも繋がるでしょう。
③ 親切な行いは他者にも伝播します。
自分の親切な行いによって、集団にまとまりができると、
さまざまなトラブルにも対処できるようになりますので、
自他が助かる可能性も上がるのではないでしょうか。
➃ 親切な心を生むにはある程度、自分の心の余裕が必要です。
そのために少しでも不安な要素は解決しておくことが必要になります。
例えば、耐震性の有無によって、災害への恐怖心の大きさは変わります。
倒壊の恐れのある住居に住む方は、耐震性が維持されている住居に住む方と比べて、
パニックになりやすいと思います。
このような不安を解消するため、お家の周りを一周して不安な箇所は修繕することを
おすすめしたいです。
補足(個人的な意見)
災害時には精神力や体力もとても重要だと思います。
精神力・体力の強いご主人様とお住いのご家族は、
「何かあってもパパ(お父さん)がなんとかしてくれる」と安心できます。
また、ご主人様自身も、
「何かあっても家族は私が守る」という信念を持てるでしょう。
ただ、「守る」ことは素晴らしいことですが、
「守らなければならない状況」はできることなら避けたいものです。
そのため、お家の耐震性はとても重要だと改めてお伝えします。
リフォームのお見積りについては、下記から「お問い合わせ」していただくと
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ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
トラストホーム株式会社は、
これからもリフォームや金沢の地元情報を発信していきますので
よろしくお願いいたします。