日本は災害大国と言われます。
データでは、災害被害額について、全世界の被害総額の30%が日本となってます。
ちなみに日本の面積は、世界の面積の0.3%にも満たしていないようです。
さらに歴史上、災害による被害総額は日本が世界で一位、二位となっています。
災害によって、いつ日常が崩れるか分からない日本で生活するからには、災害対策はしっかりしましょう。
※被害総額 東日本大震災(約16兆9000億円)
阪神淡路大震災(約9兆6000億円)
東日本大震災、日本周辺の観測史上最大の地震でした。
亡くなられた方、行方不明者、家を失った方多くいらっしゃいます。
多くの方が、家族や友人、住む家を失った最悪の災害でした。
自然の力に正直、人間は無力です。
当震災で発生した災害の例
・最大震度7
・マグニチュード9.0(阪神淡路大震災7.3)
マグニチュードは1増えるとおよそ32倍のエネルギーを持っています。
マグニチュード1のエネルギー×32倍=マグニチュード2のエネルギー
・最大波高 20m超(約ビル7階の高さ)
だからこそ、身を守るため災害対策は重要なことです。
スタートから重く恐ろしいお話しを述べましたが、
幸い北陸三県は、地震に強い県のようです。
耐震県のランキングでも北陸三県は上位にありますが、油断は禁物です。
そして北陸三県が特に注意すべきことは雨、雪です。
年間降水日数は北陸三県がワースト3位です。
年間降水日数とは、1年で降雨、降雪がある日数で
1位 石川県 185日
2位 富山県 179日
3位 福井県 175日
となっています。
すなわち水害をはじめとした、それに関連する災害のリスクが多いことを示します。
北陸三県は、火山地帯が多く、地質が脆弱です。
降水によって、地滑り、土石流などが発生し、それが河川に流れ込むことで、洪水などの水害に変わります。
洪水などで床が濡れて嫌な思いをするだけなら、まだ良いのですが、膝上まで水位が上がると歩行できない、最悪立つことも困難になります。
そして、水はとても小さな穴からでも侵入し、水位10cmでパニックになった方の命を脅かす可能性があります。
北陸三県が耐震県ランキング上位でも、安心というわけではないということです。
ちなみに年間雷日数も多いです。
1位 石川県 42.4日
2位 福井県 35日
3位 新潟県 34.8日
4位 富山県 32.2日
となっています。
停電などによる電化製品が故障するリスクがあります。
雷が激しい時は、身をかがめ、広い場所で待機しましょう。
身をかがめないと自身が避雷針の役割を持つことになります。
落雷の後、側撃雷(そくげきらい)といって、割れたガラス片のように、落雷周囲4m以内に雷の破片が跳び散り、それらも致死性の威力を持ちます。
木に雷が落ちた時、木より人体の方が電気を通しやすいから起こるようです。
まず日本の気候区分で北陸三県は日本海式気候となります。
特徴として全国年間降水量の平均1700mmのおよそ1.5倍である2500mmを超える降水と
11月から3月までは、西高東低型気圧配置による季節風で降雪が多く降雪による降水量は30%以上を占めています。
冬に北西の季節風により、日本海によって日本海上空で水分を蓄えることになります。
そして日本アルプスに沿って上昇する時に、雲ができます。
さらに暖かい親潮から、より多くの水分を蓄えるので、より雲が発生しやすくなります。
これが北陸三県の降水量、年間降水日数の理由です。
このことから水害のリスクもあるので、対策は怠るべきではありません。
上画像は日本アルプスです。とても美しいですが、ここに写っている雲がいずれ私たちに牙を向けるのです。
改めますが、自然の力(破壊力)からは、人間は無力です。
だからこそ、少しでも確実に逃れるために、対策はするべきです。
今のうちに必要なものを揃えましょう。
サバイバル3法則と重要物資4種
生存するための簡単な知識と物資の紹介です。
サバイバル3法則
酸素無し3分、水無し3日、食糧無し3週間で、生存が難しいという法則です。
また補足として土砂などに巻き込まれ脱出困難な場合、生存は72時間未満(3日未満)とされます。
生存確率を上げるには、排泄することが重要です。
我慢するストレスから開放され、鼻の利く警察犬に発見されることから生存確率が上がります。
重要物資4種
住居、水分、食糧、火
この4つを揃えられるかで大きく変わってきます。
耐久力に不安のあるご家庭は、リフォームのご検討をおすすめします。
トラストホームはいつでもリフォームのご相談お待ちしております。
強いて言うなら、精神力も必要でしょう。
どんなことがあってもあきらめてはいけません。
助かる、助ける方法を少しでも考えて、お互いを思いやりましょう。
東日本大震災時、CM「思いは見えないが、思いやりは見える。」
優しさは伝播しますので、日頃から助け合いの精神は持ちたいですね。
精神力を保つため、非常時にも対応するため、日頃から体力錬成は行っておきましょう。
助けとなるかもしれない記事を以前掲載しましたので、下に貼っておきます。
https://www.trust-home.co/TrustWebColumnDetail/5194
今から紹介する物はあればあるほど良いです。
水分
人間は1日に約3Lの水分を体から失います。
失う水分量=必要な水分量と考えます。
この3Lが目安で、5人家族、支援が回ってくるのが3日後と想定する準備なら
3×5×3=45となるので、45L必要となります。
想定した日数によって、準備する水分量は変化しますが、目安を覚えていただけると役立つかもしれません。
食糧
インスタント食品
缶詰
乾物
砂糖
種類よりカロリー量を考えることをおすすめします。
各種救急アイテム
包帯、絆創膏、アルコール、風邪薬、持病用薬、ワセリンなど
貴重品
免許証、保険証、銀行関係
衣類など
着替え、毛布、枕、タオル
装備品
ヘルメット、革手袋、丈夫な衣類、懐中電灯、ラジオ、予備バッテリー、火種
あると便利なアイテム
新聞紙
ラップ
お酢
娯楽
災害対策の本や知識
新聞紙
新聞紙を引裂き、防風衣類と肌着の間に、たくさん詰めることで、空気の層ができ、
簡単なダウンジャケットに早変わりします。
ラップ
新聞紙を皿の形に整えて、ラップで包むことで、使い捨ての食器を作ることができます。
この方法はとても有効で、使い捨ての食器は洗い物を防ぐことができ、水分の節約にも繋がります。
他に救急面でもラップは活躍します。
止血、ねん挫などの固定(いずれも圧迫のしすぎに注意)や
熱傷については、患部にワセリンを塗布し、上からラップを巻くことで、皮膚の代わりになり、細菌の侵入を防ぎます。その上から、しっかりアイシングをすると、熱傷による傷みは軽減され、傷も残りにくくなります。
お酢
捨てた使い捨てのお皿にお酢をかけることで、消臭することができます。
また、屋外で排泄しなければならない時、排泄物を土で埋めてお酢を散布することで、消臭、衛生面悪化も緩和することができます。
災害大国の日本!!!
そして自然の破壊力には、人間は無力に等しいです。
だからこそしっかり対策して、確実に逃げる準備をしましょう。
逃げ切るためには住居も重要な要素の一つです。
もしお家の外壁にヒビがあったり、瓦の破損を発見した場合、それぞれ地震、台風などで物が飛来したときに、大きな欠損があるかもしれませんので、事前にリフォームして直しましょう。
この記事を通して少しでも、災害対策の重要性とリフォームも関係していることを知って頂ければ嬉しいです。
備えあれば憂いなし!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
トラストホーム株式会社は、
これからもリフォームや金沢の地元情報を発信していきますので
よろしくお願いいたします。
リフォームは外観の改善だけではありません。
住居や家族を守る重要な手段です。どこが脆くなっているのだろう?
そんなときこそトラストホームに気兼ねなくご連絡いただければと思います。
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