こんにちは。トラストホームです。
前回は、3階建て住宅の魅力についてご紹介させていただきました。
そこで今回は、「3階建て住宅の欠点とその解決案」について取り上げていきたいと思います。
目次
・狭い敷地であっても必要な床面積を確保できる
・生活空間が区切られ、メリハリのある暮らしが期待できる
・こだわりを反映させた唯一無二の住まいが実現できる
3階建て住宅には土地を有効活用できるだけでなく、様々なメリットがありました。気になる方はこちらの記事もご参考にしてください。
【土地を有効活用できる、3階建て住宅の魅力】
https://www.trust-home.co/TrustWebColumnDetail/5080
・階段の上り下りの移動が負担になる
・冷暖房の効率が悪い
次に、これらの欠点と解決方法を一つひとつ見ていきましょう。
3階なので一般的な2階建てよりも階数が増える分、上り下りの負担が発生します。小さい子供や高齢者がいる家庭の場合、設計時に工夫が必要になるでしょう。
長く住める住宅を建てたい!という場合は「ホームエレベーター」の設置を検討することを強くお勧めします。
ただ、「資金に余裕がない」という場合でしたら、設置スペースだけを確保し、収納スペースとして活用し、年数を経て必要になった際にリフォームでホームエレベーターを設置する事も可能です。
なお、設置スペースは2人乗りで1畳程度(1800×900)を目安としてください。一畳の設置スペースが確保できれば、簡易型介助式車椅子(全幅430mm×全長730mm以下サイズ)も使用でき、あらゆる人が心地よく、生活しやすい住空間をつくることができます。設置スペースとしては、既存の押入れを活用することも可能です。
階段を「昇り降りの手段」だけでなく、「遊びの空間」としての機能を持たせて設計してみてください。例えば、階段脇の壁に棚を設けてお気入り絵画や写真、本などを飾ってギャラリースペースや読書スペースとして活用したり、踊り場を設けてデスクを置き、簡易的なワークスペースとして活用したりすることもできます。
住宅が密集した中に3階建て住宅を建てる場合、日当たりや風通しを良くするために、吹抜けや階段スペースを活用するのが一般的です。
ですが、そうすると温かい空気は上に、冷たい空気は下にたまり、冷暖房の効率が悪くなってしまいます。
最近の建物は、工法や建材の進化にともない、断熱性が高くなっています。
そのため、外気に対して断熱性の高い仕様を選ぶといいでしょう。
特に熱は窓から約50%逃げるので、部分的にペアガラスやトリプルガラスを取り入れてもいいでしょう。
トリプルガラスは空気の層が2層になるのでより高い断熱性が期待できるのでおすすめです。また、窓の断熱性を高めることで窓の結露を防ぐこともでき、老朽化のスピードを緩やかにすることができます。
室内の寒暖差については、吹抜け部分の天井にシーリングファンを設置して、上下の空気をかき混ぜることで解消することができます。
高気密高断熱化の住まいで、より効率的に家全体を暖められるとして注目を集めているのが「全館空調システム」です。
1台の空調装置で家全体の温度管理を行い、室温差をなくし、エコな住環境が実現します。「床下空調を使った全館空調」と、「熱交換システムを利用した全館空調」があり、メーカーによって、その販売方針や仕様、金額などに大きな違いがあります。お手頃なタイプは130万円以下、高額なタイプは230万~300万となっています。
メーカーによっては空気清浄機能を実装しているところもあり、花粉除去も出来るので花粉症の人でも安心して洗濯物の室内干しができたりします。ぜひ、価格と合わせてリサーチしてみてください!
いかがだったでしょうか。
これまで見てきたように、3階建てにはメリットがある一方で、デメリットもあります。
ですが、この欠点は発想の転換をして工夫することで、ある程度軽減することができ、かえって個性的な住空間を実現できる、ということも感じていただけたのではないでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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