こんにちは。トラストホームです。
前回、ガレージについてご紹介させていただきましたが、その中でビルトインガレージつきの3階建て住宅について少し触れさせていただきました。そこで今回は、「3階建て住宅」の魅力について、簡単に記事にしていきたいと思います。
なお、ガレージについてはこちらの記事もご参考にしてください。
車を収納するだけではありません! ガレージのすすめ
https://www.trust-home.co/TrustWebColumnDetail/5069
目次
3階建ては、各階ごとに用途を分けやすく、生活空間が区切られ、メリハリのある暮らしが期待できます。
一般的には、1階は耐震強度の関係で壁のあるトイレ・浴室などの水まわりや納戸を置くことが多く、2階にリビング・ダイニング・キッチン、3階に寝室や子ども部屋という配置をすることが多いようです。
3階建て住宅の魅力としてあげられる「メリハリのある暮らし」について、具体的にみていきましょう。
1階に親世帯の居室、3階に子世帯の居室、そして中間の2階にリビングを配置することで、親世帯と子世帯のプライバシーを分け、適度な距離感を保つことができます。
最近は在宅ワークの人も多くなっていますが、1階をオフィス空間、2階・3階をプライベート空間と分ければ、オンオフの切り替えがしっかりでき、仕事にも集中できるでしょう。
自分だけの趣味の部屋をつくることもできます。例えば、音楽が好きならオーディオルームにしたり、車やバイクが好きなら1階をビルトインガレージにしたりするのもいいでしょう。寝室やリビングなどの生活空間とは別に、「遊びの空間」を確保し、豊かな暮らしを実現します。
屋上庭園やルーフバルコニーとして活用する方法もあります。
防水工事をしっかりとする必要がありますが、家庭菜園やガーデニングをしたり、望遠鏡を置いて天体観測を楽しんだりするのもいいでしょう。
ルーフバルコニーに浴室を設置すれば露天風呂のようにも楽しめます。
2、3階の屋外空間なら、外からの視線を気にせずに解放的に使えます。
その他、ハウスメーカーによっては「1.5階」「2.5階」といった、多層構造の住まいも可能なところもあるようです。
3階建ての魅力について見てきましたが、いかがだったでしょうか。ここで気になるのは「床面積が同じなら2階建てより割安なのか」という事ではないでしょうか。
3階建ての場合、建築費用は2階建てより2割程度高くなります。というのも、3階建て住宅には2階建て住宅には必要なかった費用が発生するからです。足場などの仮設費用が割高になるほか、耐震性の高い建材や構造が必要になります。
ですが、土地の価格が高い場合、土地と建物のトータル費用の比較だと、同じ床面積で土地の価格が抑えられる3階建ての方が割安になることが多いでしょう。
■2階建てに比べて「追加」になる費用
・構造計算費用 :約20万円
・地盤改良費用 :(地盤が悪いときに追加されるコスト)
■2階建てに比べて「割高」になる費用
・建築費用:約1.2倍
2階建ての場合は義務ではありませんが、3階建ての場合は構造計算書の提出が義務になっています。そのため、構造計算費用が発生します。
3階建てを建てる際、地質によっては地盤強度が足りず、地盤改良が必要になるケースがあります。比較的軽度な表層改良で済む場合もあれば、深い地盤まで杭を打つ鋼管杭工法が必要になる場合もあります。
床面積20坪くらいの場合の地盤改良費用
・表層改良 : 40万 ~ 50万円
・鋼管杭工法: 80万 ~ 100万円
土地を購入した時点では、どの程度の地盤改良が必要かはわかりません。そのため、土地取得予算に追加で50万円~100万円の余裕をみておく必要があります。
3階建て住宅の魅力について見てきましたが、いかがだったでしょうか。リビングだけ天井の高さを高く取って開放的な空間をつくることもできますし、趣味を楽しめる部屋もつくりやすいです。ぜひ、家族一人ひとりが幸せになれる、こだわりの家づくりを実現してくださいね。
また、自分ならではのこだわりを持っていろいろと工夫できる点が魅力だという反面、2階建住宅と比べると建築基準法による規制が多くなります。土地の地盤調査など敷地情報について前もって調べるようにし、不安な人は専門家に相談しながら家づくりを行いましょう。
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