こんにちは、トラストホームです。
今回は、弾性塗料についての記事を書いていきたいと思います。
弾性塗料と聞いたことがある人は少ないとは思いますが
さまざまなところで使われているので
ぜひ読んでいってください!
弾性塗料とは、文字通り伸縮性に富んだ塗料になります。
一般的な塗料に比べ伸びるため
実際にはヒビが入っている外壁なのですが
わからなくなる・ヒビが大きくなりにくいなどのメリットがあります。
よく使われる場所としては
元々の外壁が硬くひび割れしやすい場所で使われます。
弾性塗料のメリットは、上記で書いた通り
ひび割れがわかりにくいということももちろんなのですが、
防水性能も他の外壁塗料に比べ非常に高いです。
外壁の劣化における主な原因は
雨や直射日光による経年劣化です。
防水性が高いということで、
雨による外壁の劣化も抑制する事ができます。
また、一般的な外壁塗料では
ひび割れがカバーできないために
ヒビができている箇所から水が入りこみ
外壁が腐ってしまうということはよくあるのですが
ひび割れがわかりにくいという点に加え
割れてしまっても、外壁が割れた分だけ伸びるため
ひび割れからの水の侵入を防いでくれます。
1番のデメリットは、高すぎる防水性能のために起きてしまう
外壁塗料の膨らみがあげられます。
弾性塗料は、外壁にモルタルを使用している建物に
多く使われています。
例えばアパートやマンション、学校などがあげられます。
そのような場所では、一度は
膨らんでる外壁をみたことがあるのではないでしょうか?
膨らんでしまう原因は水分です。
どこから水分が出てくるの?
と思う方もいると思いますが
答えは、壁の中から出てきています。
特に、空気中に水分が多い夏場には
室内の湿気が外に逃げようとする際に
微量ながらも外壁にも入り込んでいます。
その際に、外壁の中に入った水分が外壁と外壁塗料の間に
出てきます。
そして、弾性塗料が膨らみます。
ここで、膨らんだ弾性塗料は縮むことはないので
膨らんだ状態のままになります。
また、耐用年数も他の外壁塗料と比べるとデメリットに感じられます。
外壁塗料の寿命はものによって変わりますが
一般的に約10年と言われています。
しかし、弾性塗料は約5年となっております。
しっかりとしたメンテナンスが必要になってきますので
めんどくさがりの人などには
あまりお勧めする事ができません。
弾性塗料が使用できない外壁もあるので、注意が必要です。
外壁シェアNo.1の窯業系サイディングでは
弾性塗料を使用する事ができません。
窯業系サイディングは、熱を吸収しやすいという性質を持っているため
弾性塗料が膨らみやすくなります。
膨らみは、外壁塗料の剥がれにもつながります。
さらに、窯業系サイディングは性質上
ひび割れが起こりにくいので
弾性塗料でヒビ割れの対策を行う必要がありません。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
今回の記事で
外壁に少しでも関心を持っていただければ嬉しく思います。
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最後になりますが
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