こんにちは!
今回は、三匹の子豚のお話をしていこうと思います。
三匹の子豚のと聞いて、思い浮かべるのはやはり『家』ではないでしょうか?
1匹目の子豚は、藁の家
2匹目の子豚は、木の家
3匹目の子豚は、レンガの家を作りました。
この童話で、伝えたいことは
- ものを作る時は、手早く仕上げるよりも、時間や手間をかけた方が、安全なものとなり、いざという時に役に立つことがあること。
- もの作りに限らず言えば、勤勉な人間であるほど、最後には大きな結果を残し頂点に立てる、ということである。 引用:Wikipedia
なのですが、今回は住宅としての
『藁の家』『木の家』『レンガの家』の特徴を書いていきます。
藁の家と聞いて、そんなものはないと思われがちですが、
実は日本国内にも藁の家はあります。
名前は、『ストローベイル・ハウス』といいます。
作り方は簡単で、藁のブロックを組み合わせ
その上からモルタルを塗り、屋根を乗っけるというものです。
特徴は、やはり藁でできていることもあり
非常に断熱性能に優れています。
さらに、藁が音を吸収することで
防音性能も高い家になっています。
また、木を伐採し作っているわけではないので、非常に環境にやさしいことから
注目を集めています。
デメリットとしては、
藁でできているため、耐久性に問題があります。
また、耐震性も弱いため日本では法的な基準を確保するために
木材を使用し補強を行っています。
さらに、藁のブロックをつかうため
壁が分厚くなります。
建築する際は、壁の分厚さも計算に入れて作る必要があります。
日本では、古くから木の家(木造住宅)が主流です。
どんな家も、基本的には気候に合わせ作られています。
日本は、四季があり、夏は暑く、冬は寒いです。
さらにそれに伴い乾燥や、湿度の高い日が続きます。
そんな環境でも、木の家は呼吸をしています。
木が呼吸することで、乾燥している時期は水分を出し
湿度の高い時期は水分を吸収し住みやすくしてくれています。
また、木はしなることができます。
そのため、台風や地震といった自然災害の多い日本では
比較的に安全な家と言えるでしょう。
しかし、やはりデメリットもあります。
1つは、シロアリなどの害虫の被害です。
太く立派な木材を使い、家を建てたとしても
オオカミより先にアリに食べられてしまう恐れがあるのです。
そのため、日々のメンテナンスでしっかりと
確認する必要があります。
次に、木であることで燃えやすくなっています。
子豚の家を比較すると下記のようになります。
燃えやすい『藁の家』『木の家』『レンガの家』燃えにくい
最後にレンガの家です。
三匹の子豚では、唯一オオカミを撃退した家です。
実際に、住むとなったらこんな特徴があります。
まずは、耐熱性の高さです。
レンガは、焼いて作られていることからもわかるように
熱にはとても強いです。
藁の家、木の家と比較しただけでも
外壁の経年劣化が遅く、メンテナンスにかかるコストや
外観の経年劣化による見た目の変化も少なく
気にする必要はあまりないです。
勤勉な三匹目の子豚が作った家にも欠点は、あります。
まずは、蓄熱です。
藁の家、木の家と比べ、ダントツに断熱性能が低く
夏は暑く、冬は寒い家になっています。
さらに、夏だと夜間は少しは気温がさがり涼しくなるのですが
熱を蓄えているレンガは、夜間もずっと暑いです。
クーラーで、室温は調節することは簡単ですが
とても光熱費がかかる家となっています。
最後になりますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
オオカミに壊されてしまった家も
実際には、結構良い家なんだとわかって頂ければ嬉しいと思います。
レンガの家は、見た目は西洋風で素敵だとは思うのですが
日本の気候にはあまり適していないのではないかと思います。
トラストホーム株式会社は、外壁工事、屋根の修繕等のリフォームに加え
浄水器や床暖房、太陽光発電、蓄電池の販売も行っております。
住宅のことは、なんでもご相談していただけたらと思います。
トラストホームは、これからもリフォームや金沢の地元情報を発信していきますので
これからもよろしくお願い致します。
どんな会社名の?金沢についてどんなことが書いてあるんだろうと
気になった方は他の記事も読んで頂ければと思います。
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参考資料
https://morizouonline.com/blog/id260/
https://penkio.com/column/brick/