こんにちは!
トラストホーム株式会社です。
今回は、当社でも扱っている
住宅の外壁に使う窯業系サイディングについて記事を書かせていただきます。
窯業という文字の読み方は「ようぎょう」と読みます。
窯業というのは、土や砂などを窯で高熱処理をすることをいいます。
窯業系サイディングも製造過程において
窯で高熱処理をするためそのように呼ばれています。
ちなみに、窯業系サイディングは
多くの方に選ばれています。
日本窯業外装材協会での平成29年におけるデータでは
窯業系サイディング・・・78.5%
アルミサイディング・・・7.9%
モルタル・・・5.7%
金属サイディング・・・3.5%
木材・・・1.3%
ALC・・・1.0%
その他という結果が出ています。
外壁素材の中では、圧倒的シェアを誇っていることを
わかっていただけたでしょうか。
※ALCとは
コンクリートの一種なのですが、気泡が多く含まれているのが特徴です。
ここからは、なぜ窯業系サイディングが選ばれ、
こんなにシェアが高いのかを
説明していこうと思います。
デザイン
まずは豊富なデザインです。
石のようなデザイン
タイル・レンガのようなデザイン
木目のようなデザイン
和・洋のようなデザイン
など多くのデザインから希望しているものを見つけることができます。
石柄やタイル柄、木目柄全てにおいて
色や質感も細かく選ぶことができます。
和風な外壁にしたい、洋風な外壁にしたい
レンガのような・・・
こんな外壁にしたい!とイメージを持っている方に
特に選んでいただいています。
次に価格です。
サイディングには、
窯業系、金属系、樹脂系、木質系サイディングと種類があり
どの業者でもサイディングの中では窯業系が一番安くなっています。
サイディングの中では、一番価格の高い樹脂系サイディング
と比べると、価格は半分ほどになっています。
※サイディングの中では、1番安いのですが
外壁材全体を見てみるとモルタルの方が安いです。
ここまで、窯業系サイディングの良いところばかり言いましたが
ここからはデメリットはないのかということを
お話していこうと思います。
デメリットといては、メンテナンス頻度です。
窯業系サイディングは、他の外壁と比べ
少しメンテナンス頻度が早く
7~10年おきにリフォームが必要です。
経年劣化により防水性能も低下し
サイディングに、反りやうねりが発生していきます。
次に、量重です。
外壁をリフォームする際は、
張り替え、カーバー工法があります。
張り替えは、文字通りに
今の外壁をはがし、そこに新しい外壁をとり付ける方法です。
カバー工法は、現在ある外壁の上から
新しい外壁をとり付ける方法です。
カバー工法は、張り替えに比べ施工日数が短く、施工費用も安いのですが
窯業系サイディングは、重く建物に負担がかかるため
おすすめできません。
新築の方は、メンテナンス性も考えた上で選んでいただけると
いいかもしれません。
補足情報として、耐久性能についても説明させていただきたいと思います。
窯業系サイディングは上記でも説明させていただいたように
高熱処理をされ作られています。
そうすることで、防火性能が非常に高くなり
火災に対する安全性に非常に優れています。
窯業サイディングそのものの防水性能とコーティングの
二重で雨水の浸水を防いでいます。
しかし、経年劣化によりコーティングがはがれ
サイディングは水分を含みやすくなります。
窯業系サイディングが、水分を含むことと
乾くことを繰り返し、反りやうねりが発生します。
最近の金沢では、震度3ほどの地震ではあるのですが
地震が頻繁に発生しているように感じます。
しかし、窯業系サイディングは地震被災地の被害調査で
地震に強いことが確認されています。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
窯業系サイディングは、デザインが豊富なため
住宅の外装にこだわりがある人
価格を抑えたい方に大変おすすめできる外壁です。
当社では、その他にもお客様のご希望に合わせ
安全に安心して生活できるように相談に乗らせていただいています。
外壁リフォームにおいて、ご不明点な点や、疑問をお持ちでしたら
なんでも聞いて頂ければと思います。
また、当社ではWebでのお申込み特典として
お問い合わせしていただいた方に
「3000円分のクオカード」をプレゼントさせていただいております。
安心してご利用ご契約していただけると思いますので、
お問い合わせお待ちしております。
参考資料: